アクチュアリーの合格支援サイト　難易度・年収・学歴を解説

アクチュアリー

スペシャリストを目指す　　就職・転職に有利　　キャリアアップ　　資格手当て
保険・年金・金融など『数理業務』のスペシャリスト
受験者数（１次の場合）　４.０９８人

アクチュアリーとは
資格種別	国家資格
資格概要	アクチュアリーとは、統計学・確率論などの数理的手段を活用して、保険料や年金の適正な掛金の算出などを行う数理のエキスパートです。アクチュアリーの活躍の場は主に、保険会社や銀行、官公庁などになります。仕事内容は、保険や年金の料率設定や、決算などにかかわる保険数理・年金数理業務をはじめ、商品開発やリスク管理分析などに携わっています。また、難易度が高く、有資格者が少ないため企業からの要望が多いです。さらに複雑化する金融市場において今後活躍が期待されている資格といえるでしょう。
就職・仕事内容	主な就職先は生命保険会社や損害保険会社、信託銀行、官公庁などです。金融自由化により、企業での重要性が増しているため、就・転職に有利です。また、国際的な資格なので、業界での評価は非常に高いです。
収入面	アクチュアリーの平均年収は１２００万円前後と言われています。アメリカの企業などではアクチュアリーの平均年収は３０００万円程度といわれています。現在金融業界もグローバル化が進み、更に全体での平均年収が上昇するかもしれません。
将来性	保険会社が抱えるリスクがますます多様化・複雑化しています。リスク分析やリスク管理といった分野でも、アクチュアリーの役割は益々大きくなっていくと考えられます。規制緩和や自由化のさらなる進展、そして会計基準の国際化のなかで、商品開発部門や経理部門でも、今まで以上にアクチュアリーが果たすべき役割は多くなるはずです。この先、アクチュアリーの活躍する分野はますます広がっていくと考えられます。
スポンサードリンク

試験概要
受験資格（年齢制限　実務経験）	【１次試験】大学卒業者、または日本アクチュアリー会に大学卒業者と同等以上の学力があると認められた者【２次試験】１次試験の全科目（５科目）合格者
試験内容	【１次試験】１. 数学(確率・統計) ２. 生保数理(保険数理の基礎および応用) ３. 損保数理(損保数理の基礎および応用) ４. 年金数理(年金数理と年金財政の基本) ５. 会計・経済・投資理論(会計・経済・投資理論の基本) 【２次試験】 ※以下の３つのコースより１つを選択し受験する -生保コース- １. 生保１(保険商品の実務) ２. 生保２(保険会計・決算) -損保コース- １. 損保１(損保商品の実務) ２. 損保２(会計・決算・資産運用) -年金コース- １. 年金１(適格退職年金・確定給付企業年金・確定拠出年金・年金関係税務・会計) ２. 年金２(公的年金制度・厚生年金基金制度)
難易度	【アクチュアリー試験の合格率】平成２２年度１次試験の１科目あたりに必要な勉強時間は２００〜２５０時間と言われています。１年に１科目ずつ受かっていくくらいのペースを守れれば、十分合格できると思われます。
申込方法	・願書による申し込み詳しくはHPをご覧ください http://www.actuaries.jp/examin/index.html
申込期間	７月上旬〜９月中旬
試験日程（合格発表）	１２月下旬頃の３日間で実施（合格発表）２月に受験者全員に文書で合否を通知
受験地	東京、大阪
受験料	１科目につき、会員は７.０００円（非会員は１０.０００円）
問い合わせ先	（社）日本アクチュアリー会〒１０４-６００２　東京都中央区晴海１-８-１０　晴海アイランドトリトンスクエアオフィスタワーX２F TEL：０３-５５４８-６０３３　FAX：０３-５５４８-３２３３ http://www.actuaries.jp/

アクチュアリー合格への戦略

アクチュアリーの資格を取得するためには、第１次試験の５科目と、第２次試験の２科目に合格する必要があります。
おおよその目安として、１科目あたり２００〜２５０時間程の学習時間が必要です。
試験の難易度は非常に高く、科目あたりの合格率は１０％前後となっています。
現在、スクール等ないため、参考書で学習をすすめることになります。
受験者の多くは、働きながら受験に望みます。

日本アクチュアリー会が推奨する参考書を紹介しますので、参考にしてみてください。