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公的資格簿記検定(日商簿記)

就職・転職に有利  キャリアアップ  資格手当て
就職・転職にもっともおススメな資格 将来は税理士への道も開ける
受験者数(3級) 310.521人

簿記検定(日商簿記)とは
資格種別 公的資格
資格概要 全国の商工会議所で実施されるのが、この日商簿記検定です。
一般的に、簿記検定というと、この日商簿記検定を指します。
簿記とは、企業が日々の経営活動を記録し、計算・整理して、経営成績と財政状態を明らかにするものです。
会社で働く上で、数字がわかることが基本条件です。

この資格は、
①好不況の影響を受けにくく、必ず必要とされる
②公的資格のため、国家資格と並び権威がある
③ほかの専門技術に比べ、短期間で取得できる
④幹部社員の必須知識
など将来性・安定性の面でもっとも有利な資格の一つです。

日本商工会議所が主催する簿記検定は、多くの企業が社員に対して補記検定の資格取得を推奨しているほか、大学や短大の推薦入試、単位認定の基準に採用されています。
数ある簿記資格の中で、もっともメジャーなので、この簿記検定です。
税理士、公認会計士の国家資格を目指す人や、他の資格・検定と組み合わせてキャリアアップを考えている方々にも必須の資格といえます。
実際に、税理士や公認会計士の多くが、簿記を取得しています。

事務職をする上で必要な資格に簿記検定があります。
簿記検定には3種類あります。日本商工会議所で主催している「日商簿記検定」と、全国商業高等学校協会が行主催する「全商簿記検定」、全国経理教育協会が経理専門学校生を主に対象とした「全経簿記検定」があります。一般的に知名度が高いのが日商簿記で、難易度は他の検定よりも高くなっています。就職の際、企業側が重視するのも「日商簿記検定」です。
日商簿記検定の内容は、3級は商業簿記のみ、2級は商業簿記と工業簿記になります。
簿記を学んでいると財務諸表が理解できるので就職に有利になります。
最低でも3級は取得していたほうが有利で、2級を取得していると経理の仕事に自信を持って応募出来ます。
簿記検定を取得するためには自分で勉強することもできますが、検定に向けて学べる学校もあります。授業は日中はもちろんですが、社会人でも学べるような休日や夜間の時間帯で授業を行っている学校も多くあります。
難易度はありますが、きちんと学べば取得できる資格です。就職やスキルアップに必要な資格の一つです。
就職・仕事内容 簿記検定は、日本日商会議所が主催する権威ある公的資格で、2級以上の資格をもっていると、就職、転職の上では大変有利です。
あらゆるビジネスの基礎スキルであるため、不況においてもニーズは比較的安定している。
簿記1級を取得できれば、採用の大きな力になります。
なお、1級に合格すると税理士試験への受験資格が与えられます。
収入面 2級以上の有資格者には、手当てを支給している企業もあります。
派遣会社では時給アップにつながることもあります。
将来性 この先も必ず必要とされる資格です。
簿記能力は、好不況に関係なく、常に必要とされます。
特に女性であれば、積極的に2級以上の資格取得を目指したい。
経理関係の仕事は、女性が一生働ける職種ですし、景気に左右されないところが魅力的です。
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試験概要
受験資格
(年齢制限 実務経験)
なし
試験内容 【1級】
税理士、公認会計士などの国家資格への登竜門。
商業簿記、工業簿記、原価計算、会計学の4科目(3時間)
大学で学ぶ程度の商業簿記、工業簿記、原価計算、会計学のほか、財務諸表規則や、企業会計に関する法規を理解している。
(合格率10%程度 学習期間1年〜)

【2級】
商業簿記、工業簿記の2科目(2時間)
初歩的な原価計算などを含む、高校程度の商業簿記、工業簿記を理解している。
(合格率30%程度)

【3級】
商業簿記の1科目(2時間)
基礎的な商業簿記、原理、記帳、決算などに関する初歩的な実務を理解している。
(合格率30〜40%程度)

【4級】
商業簿記の1科目(1時間30分)
簿記入門レベル。複式簿記の仕組みを理解している。

※合格基準:各級とも、100点満点で、70点以上が合格。ただし、1級は1科目ごとの得点が40%に満たないものは不合格となる。
試験当日、氏名、生年月日、顔写真を確認できる身分証明書を持参
難易度
1級
受験者数 実受験者数 合格者数 合格率
128 16.635名 13.160名 1.365名 10.4%
126 22.008名 17.027名 2.258名 13.3%
125 19.436名 15.367名 1.338名 8.7%
123 21.565名 16.568名 1.518名 9.2%
2級
受験者数 実受験者数 合格者数 合格率
128 69.890名 52.546名 18.299名 34.8%
127 88.363名 66.838名 21.653名 32.4%
126 90.607名 69.100名 14.857名 21.5%
125 88.621名 67.337名 26.909名 40.0%
124 90.804名 66.330名 8.244名 12.4%
3級
受験者数 実受験者数 合格者数 合格率
128 118.775名 93.091名 34.075名 36.6%
127 119.975名 91.077名 27.970名 30.7%
126 148.942名 117.180名 52.133名 44.5%
125 144.480名 113.269名 31.592名 27.9%
124 126.236名 95.092名 17.906名 18.8%
4級
受験者数 実受験者数 合格者数 合格率
128 1.094名 918名 312名 34.0%
127 855名 680名 129名 19.0%
126 743名 565名 211名 37.3%
125 1.085名 891名 452名 50.7%
124 919名 725名 304名 41.9%
申込方法 各地商工会議所によって異なる
申込期間 各地商工会議所によって異なる
試験日程(合格発表) 【1級】6月、11月
【2〜4級】6月、11月、2月

(合格発表)
【1級】約1ヶ月半後
【2〜4級】約1ヶ月半後
受験地 全国各地の商工会議所が受付時に指定する会場
受験料 【1級】7.500円 
【2級】4.500円
【3級】2.500円
【4級】1.600円 (各税込み)
問い合わせ先 全国主要都市の商工会議所

TEL03-5777-8600(検定情報ダイヤル)
日本商工会議所

http://www.kentei.ne.jp/bookkeeping

簿記検定(日商簿記) 合格への戦略

簿記の能力は、業種を問わず必要とされるため、積極的に取得したい資格です。
2級からが評価対象になるため、2級の取得を目指しましょう。

簿記を学習するにあたり、気をつけなければならない点は、一箇所計算を間違えると、そのあとの全ての数字が合わなくなってしまい、大きな減点になりかねません。
簿記は応用力ではなく、基礎をしっかり身につけることが合格への近道です。
日商簿記3級であれば独学でも十分合格できますが、2級となると工業簿記も加わり、難易度がかなり上がります。
2級の合格を確実なものにするにも、基礎である3級を徹底的に理解する必要があります。
通信講座を利用し、カリキュラムにあった勉強法で学び、効率よく学習することをおすすめ致します。

簿記などの会計に強い、【資格の大原】と、【資格の学校TAC】がおすすめできます。
どちらもビジネス系を得意としていますので、学習期間や、費用などで選んでよいでしょう。
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数種類の参考書を見比べましたが、もっともわかりやすく、初心者にもおすすめできます。

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