特定高圧ガス取扱主任者
社内で高評価
専門知識を身につけて、安全な作業を指導する
受験者数 1.544人
特定高圧ガス取扱主任者とは | |
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資格種別 | 国家資格 |
資格概要 |
特定高圧ガス取扱主任者とは、特定高圧ガスの安全管理、維持を行ないます。 特定高圧ガスには、液化塩素、液化酸素、圧縮水素、液化石油ガス、液化アンモニア、特殊高圧ガス、圧縮天然ガスの7種類があります。 一定数量を超えて貯蔵・消費したり、他の事業所から導管により供給・消費したりしている事業所には、特定高圧ガス取扱主任者を選任しなければなりません。 |
就職・仕事内容 |
特定高圧ガス取扱主任者の就職先は、特定高圧ガスを取り扱う事業者です。 ガスに種類によって用途が異なるため、勤務先も多岐にわたります。 例えば、 ・圧縮水素は、自動車関連工場での燃焼実験、ハンダ付けの際の酸化防止等に使用されます。 ・液化酸素は、シャーリング工業等で鋼材のカッティング、染色工場の排水に溶剤酸素の増加、造船所での溶接時に使用されます。 ・液化アンモニアは、金属表面の窒化処理、火力発電所の排ガスに混ぜる、織物工場で原料反を柔らかくしたりするのに使用されます。 ・液化石油ガスは、塗装の乾燥用に燃料、瓦の焼成用などに使用されます。 特定高圧ガス取扱主任者は、事業所にで特殊高圧ガスの所蔵場の安全性を確保するために指導を行ないます。 |
収入面 |
特定高圧ガス取扱主任者の資格を取得すれば、資格手当てが期待できます。 勤務先によって、年収は大きく異なるでしょう。 |
将来性 |
一定数量の特定高圧ガスを扱う場合、事業所ごとに、特定高圧ガス取扱主任者を選任しなければならないため、一定の需要が見込めます。 特定高圧ガス取扱主任者、は今後も必要とされるでしょう。 |
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試験概要 | |
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受験資格 (年齢制限 実務経験) |
制限なし |
選任要件 |
※特定高圧ガス取扱主任者として選任される要件は以下のとおりです。 1.当該特定高圧ガスの製造または消費に関し、1年以上の経験を有する者 2.大学・高等専門学校等で理学または工学に関する課程を修めて卒業した者 3.高圧ガス保安協会が行う特定高圧ガスの取扱に関する講習の課程を修了した者 4.高校等で工業に関する課程を修めて卒業した者であって、特定高圧ガスの製造または消費に関し、6ヶ月以上の経験を有する者 5.高圧ガス製造保安責任者免除のうち、甲種化学責任者免状、乙種化学責任者免状、丙種化学責任者免状、甲種機械責任者免状、または、高圧ガス販売主任免状のうち第一種販売主任者免状の交付を受けている者(液化石油ガスにあたっては、第一種販売主任者免状を除く) |
講習内容 |
高圧ガス保安協会が実施する講習会の内容 以下の7種に分かれ、次の科目について行われる。 【液化酸素】 【液化塩素】 【液化石油ガス】 【圧縮水素】 【液化アンモニア】 【特殊高圧ガス】 【圧縮高圧ガス】 【圧縮天然ガス】 1.高圧ガス保安法令と高圧ガスの一般的性質 2.特定高圧ガスの消費に必要な学識および保安管理の技術 ※それぞれ2日間講習を受けます。 講習修了後、検定試験(筆記試験)が実施されますが、講習受講者でなければ受験できません。 |
難易度 |
【特定高圧ガス取扱主任者の合格率】 例年90%程度 |
申込方法 |
講習を実施する【KHK本支部】、【一般高圧ガス関係団体】、【液化石油ガス教育事務所(LPガスのみ)】へお問い合わせください。 詳しくはHPをご覧ください。 http://www.khk.or.jp/activities/regalexamination_course/course_b/course_sp_ope_safetychf.html |
申込期間 |
講習の1ヶ月前まで 詳しくは、講習を実施先へお問い合わせください。 |
試験日程(合格発表) |
各地年1~3回開催予定 (合格発表) |
受験地 | 北海道、宮城、東京、岐阜、愛知、大阪、広島、香川、福岡 |
受験料 |
7種類とも同一料金 10.600円 |
問い合わせ先 |
高圧ガス保安協会教育事業部業務課 〒1105-8447 東京都港区虎ノ門4-3-9 住友伸虎ノ門ビル6F TEL 03-3436-6102 |
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