HOME > 不動産系 資格一覧 > 不動産鑑定士

国家資格不動産鑑定士

独立開業
不動産の価格の適正化を図る
受験者数 2.835人

不動産鑑定士とは
資格種別 国家資格
資格概要 不動産鑑定士とは、その名のとおり不動産の価格評価を行う専門家です。
不動産評価は、不動産鑑定士の独占業務で、不動産関係資格のトップに位置します。
不動産鑑定士試験の難易度は高く、司法試験、公認会計士と並んで、3大国家試験の一つといわれています。
民間からの依頼だけでなく、公的機関からの鑑定依頼も多く、安定して仕事を得られています。
売買取引される不動産の評価や、相続税路線価評価、固定資産税評価、公示価格、基準地価格の評価など一般生活に密接した評価もしています。
2006年度からは新制度による不動産鑑定士試験が実施され、短答式試験及び論文式試験の2段階の試験になりました。
受験資格も撤廃され、短答式試験に合格後、以後2回の短答式試験が免除となり、直接論文試験を受けることができます。
不動産鑑定士は社会的信用も高く、訴訟事件において財産鑑定なども行います。
就職・仕事内容 不動産鑑定士の主な活躍場所は、不動産鑑定事務所に就職することが多く、その他では不動産を扱う金融機関や、不動産会社、建設・土木会社などになります。
不動産鑑定士の資格を取得すれば、就職に困る事はないでしょう。
不動産鑑定士にはパソコンの能力が必要となるので、ワード・エクセルを使いこなす能力を身に付けたほうがよいでしょう。
収入面 不動産鑑定士の平均年収は約700万円です。
独立して成功すれば、年収1.000万円以上は稼げるでしょう。
比較的独立しやすい資格です。
将来性 不動産鑑定の仕事は、景気に左右されず需要があります。
一般的に、景気が悪くなると不動産売買が盛んになり、売買不動産の評価の仕事が増えます。
景気がよくなれば不動産取引は減るものの、銀行融資のための不動産担保価値の評価の仕事が増えるためです。
国や都道府県からの定期的な仕事の依頼もあるため、この先も需要があるでしょう。
スポンサードリンク
試験概要
受験資格
(年齢制限 実務経験)
なし
試験内容 試験は短答式試験と論文式試験です。

【短答式】マークシート
・不動産に関する行政法規 択一式40問(2時間)
・不動産鑑定評価理論  択一式40問(2時間)

【論文式】
・民法(借地借家法、建物の区分所有等に関する法律を含む)・経済学(ミクロおよびマクロ経済理論と政策論)・会計学(財務会計論) 大問2問(2時間)
・不動産の鑑定評価に関する理論 大問4問(4時間)、演習1問(2時間)
難易度
2011年度 受験者数 合格者数 合格率
短答式 2.171名 601名 27.7%
論文式 1.038名 117名 11.3%
2010年度 受験者数 合格者数 合格率
短答式 2.600名 705名 27.1%
論文式 1.130名 106名 9.4%
2009年度 受験者数 合格者数 合格率
短答式 2.835名 752名 26.5%
論文式 1.230名 124名 10.1%
2008年度 受験者数 合格者数 合格率
短答式 3.002名 678名 22.6%
論文式 1.308名 132名 10.1%
申込方法 ・インターネットで申し込む
・持参で申し込む

詳しくはHPをご覧ください。

http://www.mlit.go.jp/about/file000029.html

申込期間 3月上旬頃〜中旬頃までの10日間ほど
試験日程(合格発表) 短答式試験:5月の第3日曜日
論文式試験:8月の第1日曜日を含む土・日・月曜日の連続する3日間

(合格発表)
短答式試験:6月下旬頃
論文式試験:10月下旬頃

受験地 短答式試験:北海道、宮城県、東京都、新潟県、愛知県、大阪府、広島県、香川県、福岡県、沖縄県
論文式試験:東京、大阪、福岡
受験料 書面申請:13.000円
電子申請:12.800円
問い合わせ先 国土交通省 土地・水源局地価調査課
〒100−8918 東京都千代田区霞が関2−1−3
TEL:03−5253−8111、8378

http://www.mlit.go.jp/about/file000029.html

スポンサードリンク

<< 不動産系 資格一覧ページに戻る

PAGE TOP