知的財産管理技能検定
社内で高評価
知的財産の管理を行う能力を評価
受験者数(3級学科) 11.472人 男女比 8:2
知的財産管理技能検定とは | |
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資格種別 | 国家資格 |
資格概要 |
知的財産管理技能検定とは、知的財産教育協会が実施してきた民間試験『知的財産検定』が2008年より国家試験へと移行した検定です。 知的財産管理職種にかかる国家試験で、リスクマネジメントに加え、発明や商品デザイン、商標、著作権などについての法律知識の程度を測ります。 1級、2級、3級の3つの等級に区分されます。 ・1級特許専門業務:知的財産管理(特許専門業務)の職種における上級の技能者が通常有すべき技能及びこれに関する知識 ・1級コンテンツ専門業務:知的財産管理(コンテンツ専門業務)の職種における上級の技能者が通常有すべき技能及びこれに関する知識 ・2級,3級管理業務:知的財産管理(管理業務)の職種における中級の技能者が通常有すべき技能及びこれに関する知識度 弁理士と知的財産管理技能検定は、同じ知的財産を取り扱う資格ですが、資格の効力は大きく異なります。 弁理士は独占業務が認められていますが、知的財産管理技能士には独占業務はありません。 簡単にいえば、知財管理技能検定は、知的財産法を「理解する」ための試験で、弁理士は知的財産法を独占業務として「使う」ための資格といえます。 |
就職・仕事内容 |
知的財産管理技能検定の資格を活かす職場は、弁理士特許事務所や、一般企業の法務部や知的財産部など幅広いです。
知的財産検定は、単に特許権、著作権、商標権等の法律的知識だけでなく、実際に企業などで発生した知的財産問題などの実例を使った問題などあり、合格が実務能力の証明になるため、業種・規模を問わず、多くの企業がが人事考課などに採用しています。 |
収入面 |
大手製薬メーカーの知的財産に関わる業務の求人例です。 年収 350万円〜500万円 25歳〜32歳例 大卒30歳モデル 468万円(月給 26万円 賞与 156万円) |
将来性 |
知的財産権に関するトラブルは、以前よりも増えており、知的財産権を守るという社会的な動きは今後も強まるでしょう。 そのため、この資格に対するニーズは増え続けると予想されます。 |
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試験概要 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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受験資格 (年齢制限 実務経験) |
1級・2級は次のいずれか1つに該当すれば受験できる。 【1級】 ①知的財産に関する業務について4年以上の実務経験を有する者 ②2級技能検定の合格者で、知的財産に関する業務について1年以上の実務経験を有する者 ③知的財産検定1級、準1級、2級の認定者で、知的財産に関する業務について1年以上の実務経験を有する者 ④学校教育法による大学又は大学院において検定職種(1級)に関する科目について10単位以上を修得した者で、知的財産に関する業務について1年以上の実務経験を有する者 ⑤実技試験に関しては1級技能検定学科試験の合格者 【2級】 ①知的財産に関する業務について2年以上の実務経験を有する者 ②3級技能検定の合格者 ③知的財産検定2級、準2級の認定者及び2級科目試験の合格者 ④学校教育法による大学又は大学院において検定職種に関する科目について10単位以上を修得した者 【3級】 ①知的財産に関する業務に従事している者または従事しようとしている者 |
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試験内容 |
【1級】(特許専門業務) -学科試験-(マークシート方式 4肢択一式/45問:100分) ①リスクマネジメント、②契約、③エンフォースメント、④資金調達、⑤価値評価、⑥関係法規、⑦特許専門業務 -実技試験-(筆記試験と口頭試問/記述式事例問題2題・小問計5問:30分) ①特許戦略、②法務、③リスクマネジメント、④情報・調査、⑤国内特許権利化、⑥外国特許権利化、⑦契約、⑧エンフォースメント、⑨資金調達 、⑩価値評価 【1級】(コンテンツ専門業務) -学科試験-(マークシート方式 4肢択一式/45問:100分) ①リスクマネジメント、②契約、③エンフォースメント、④資金調達、⑤価値評価、⑥関係法規、⑦コンテンツ専門業務 -実技試験-(筆記試験と口頭試問/記述式事例問題2題・小問計5問:30分) ①コンテンツ開発戦略、②リスクマネジメント、③コンテンツ創造支援、④コンテンツ保護、⑤契約、⑥エンフォースメント、⑦資金調達、⑧価値評価 【2級】(管理業務) -学科試験-(マークシート方式 4肢択一式/40問:60分) ①戦略、②法務、③リスクマネジメント、④調査、⑤ブランド保護、⑥技術保護、⑦コンテンツ保護、⑧デザイン保護、⑨契約、⑩エンフォースメント、⑪関連法規 -実技試験-(筆記試験/記述方式/40問:60分) ①戦略、②法務、③リスクマネジメント、④調査、⑤ブランド保護、⑥技術保護、⑦コンテンツ保護、⑧デザイン保護、⑨契約、⑩エンフォースメント 【3級】(管理業務) -学科試験-(マークシート方式 4肢択一式/30問:45分) ①ブランド保護、②技術保護、③コンテンツ保護、④デザイン保護、⑤契約、⑥エンフォースメント、⑦関連法規 -実技試験-(筆記試験/記述方式/30問:45分) ①ブランド保護、②技術保護、③コンテンツ保護、④デザイン保護、⑤契約、⑥エンフォースメント |
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難易度 |
【知的財産管理技能検定の合格率】
知的財産管理(特許専門業務)の職種における上級の技能者が通常有すべき技能およびこれに関する知識の程度を基準とする。 【1級】(コンテンツ専門業務) 知的財産管理(コンテンツ専門業務)の職種における上級の技能者が通常有すべき技能および、これに関する知識の程度を基準とする。 【2級】(管理業務) 知的財産管理(管理業務)の職種における中級の技能者が通常有すべき技能および、これに関する知識の程度を基準とする。 【3級】(管理業務) 知的財産管理(管理業務)の職種における初級の技能者が通常有すべき技能および、これに関する知識の程度を基準とする。 |
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申込方法 |
・WEB申込み ・郵送申し込み 受験料はクレジットカード決済または、コンビニ決済で支払う。 郵送の場合は指定の銀行口座へ受験料を振り込み、受検申請書に必要事項を記入し、振込証の写しを裏面に貼付して、配達記録にて「検定運営事務局」まで郵送する。 詳しくはHPをご覧ください。 |
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申込期間 |
5月中旬〜下旬 8月下旬〜9月上旬 12月中旬〜1月上旬 ※WEB申込は約10日後まで可能 |
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試験日程(合格発表) |
7月、11月、3月の年3回 (合格発表) 約1ヶ月半後 |
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受験地 | 北海道・宮城・東京・石川・長野・静岡・愛知・京都・大阪・兵庫・岡山・広島・福岡 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
受験料 |
-1級- 学科試験:8.900円 実技試験:23.000円 -2級- 学科試験:7.500円 実技試験:7.500円 -3級- 学科試験:5.500円 実技試験:5.500円 |
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問い合わせ先 |
有限責任中間法人 知的財産教育協会 〒105-0003 東京都港区西新橋3-13-7 MG愛宕ビルディング3F TEL:03-5573-7007 |
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