美容師の合格支援サイト　国家試験・難易度・年収・合格率を解説

美容師

スペシャリストを目指す
美容室はもちろん、結婚式場、エステサロンなどでも活躍
受験者数　２８.２０９人

美容師とは
資格種別	国家資格
資格概要	美容師とは、美容師国家試験に合格し、ヘアカット、パーマ、スタイリング、カラーリングなどを行なう、ヘアーメイクアップの専門家です。美容師と似た資格に、理容師があります。美容師と理容師の違いは、美容師は主に女性客のヘアスタイルを取り扱い、理容師はヘアカットだけでなく、ひげそりなど男性向けサービスを行ないます。近年では美容室を使う男性客もたくさんいます。美容室は年々増えているため、エステ、ネイルなどのサービスも行なって差別化をはかる美容室もあります。美容センスと技術力がものをいう厳しい世界です。独立開業を目標としている美容師は多くいます。２名以上の美容師がいる美容室では、管理美容師をおく必要があります。管理美容師は、美容師として３年の実務経験を積み、指定の講習を修了すると取得することができます。
就職・仕事内容	美容師の資格取得後は、美容室に就職するのが一般的です。雑用から始まり、技術力が身に付くまでは、しばらくは見習いとして修行の身といえます。美容室以外では、結婚式場、エステサロンなどに就職する人もいます。いずれにせよ、センスと技術力がものをいいます。技術を磨き、独立開業する人も多くいます。
収入面	美容師の平均年収は２５０〜２８０万円です。美容師になっても、見習いの段階で辞める人も多いため、平均年収はかなり低くなっています。収入アップするためには、技術力を身に付け、たくさん指名を獲得することが必要となります。いわゆるカリスマ美容師の中には月収１００万円を超える人もいます。独立開業した場合、年収何千万円稼ぐオーナーもいるため、夢は広がります。
将来性	美容室自体は、年々増加して飽和状態にあります。その為、閉店さざるおえない美容室もあります。生き残るためには、技術力はもちろんのこと、他店と差別化をはかるサービスなど始める必要がありそうです。
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試験概要

受験資格
（年齢制限　実務経験）

美容師養成施設で、次の課程を修了した者
（平成１０年４月１日以降に入学した者）
昼間課程：２年以上
夜間課程：２年以上
通信課程：３年以上

美容師養成施設で、次の課程を修了した後、１年以上の実地習練を経た者
（平成１０年３月３１日以前に入学した者）
昼間課程：１年以上
夜間課程：１年４ヵ月以上
通信課程：２年以上

試験内容

【実技試験】
１．美容の基礎的技術
第１課題　カッティング
第２課題　ワインティング

２．美容を行う場合の衛生上の取り扱い
衛生上の取り扱い遵守状況についての審査

【筆記試験】
１．関係法則・制度
２．衛生管理（公衆衛生・環境衛生、感染症、衛生管理技術）
３．美容保健（人体の構造及び機能、皮膚科学）
４．美容の物理・化学
５．美容理論

難易度

【美容師国家試験の合格率】


	受験者	合格者	合格率
第２２回	８.０７０人	３.６５１人	４５.２％
第２１回	１９.３３８人	１.５５７３人	８０.５％
第２０回	８.８７１人	４.４８６人	５０.６％
第１９回	２３.３７２人	１.８７３８人	８１.０％
第１８回	９.８１９人	４.９５２人	５０.４％