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国家資格はり師

独立開業
東洋医学の代表的な治療法
受験者数 5.283人

はり師とは
資格種別 国家資格
資格概要 はり師とは、特殊な金属の針を使用して、病気やケガの治療や予防をする専門家です。
あん摩や鍼灸に関係する国家資格の一つです。
業務独占なので、はり師に関連する業務を行うには資格の取得は必須となります。
はり師としての就職場所は、病院、診療所、鍼灸院などがあります。
また、スポーツトレーナーとして働くことが出来るケースもあります。
「はり師」と「きゅう師」の2つの資格を持つ人のことを、鍼灸師と呼ぶように、はり師はきゅう師と関連深い資格です。
資格を取得するためには、年1回実施される、はり師国家試験に合格しなければなりません。
鍼灸師を目指す人は、「きゅう師試験」を同時に受検することができます。
最近は女性の鍼灸師も増えていて、業界の4割程度は女性が占めています。
医師の同意書があれば健康保険が適用されます。
就職・仕事内容 はり師としての就職先は、鍼灸治療院や病院、老人福祉施設、リハビリテーションセンター、トレーニング施設など幅広いです。
経験を積み、独立開業する人も多いです。
独立開業する場合は、きゅう師の資格も取得し、鍼灸師として開業した方がよいでしょう。
収入面 鍼灸師(はり師・きゅう師)の平均年収は、鍼灸マッサージ治療院などの勤務した場合、年収350〜400万円くらいが目安です。
アルバイトや契約社員として働く場合、時給1300円〜1800円が目安です。
独立開業した場合、年収700万以上は可能な額です。
経営努力次第では、高額収入も可能です。
将来性 最近ではエステティックサロンで、はり治療を取り入れているサロンもあります。
そのため、はり師を含め、鍼灸士の活躍場所は広がるでしょう。
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試験概要
受験資格
(年齢制限 実務経験)
1.大学に入学する事のできる者で、3年以上文部科学大臣が認定した学校又は厚生労働大臣が認定した養成施設・専門学校で知識、技能を修得した者(受験年3月までに修業・卒業見込みの者を含む)。
2.著しい視覚障害者については、高等学校に入学することのできる者で、あん摩マッサージ指圧師の場合は3年以上、はり師及びきゅう師の場合は5年以上上記の学校又は養成施設で知識、技能を修得した者(受験年3月までに修業・卒業見込みの者を含む)。 など
試験内容 医療概論(医学史を除く。)、衛生学・公衆衛生学、関係法規、解剖学、生理学、病理学概論、臨床医学総論、臨床医学各論、リハビリテーション医学、東洋医学概論、経絡経穴概論、はり理論及び東洋医学臨床論

【試験方法】
客観式四肢択一による筆記試験
ただし、視覚障害者については、申請により次の方法による受験を認める。

ア 拡大文字、超拡大文字又は点字による受験
イ アの方法と試験問題を録音したDAISY-CDの使用又は試験問題の読み上げの併用による受験。ただし、文部科学大臣の認定した学校の長又は厚生労働大臣の認定した養成施設の長がやむを得ないと認めた者に限る。
ウ 照明器具、読書補助具、点字タイプライター等の使用による受験

(同時にはり師試験及びきゅう師試験を受ける場合には、はり理論またはきゅう理論以外の共通科目が免除になります)
難易度 【はり師国家試験の合格率】
受験者 合格者 合格率
第20回(平成24年) 5.015人 3.651人 72.8%
第19回(平成23年) 5.483人 4.553人 83.0%
第18回(平成22年) 5.283人 3.990人 75.5%
第17回(平成21年) 5.354人 4.216人 78.7%
申込方法 ・郵送で申し込む
・持参で申し込む

詳しくはHPでご確認ください。

http://www.mhlw.go.jp/kouseiroudoushou/shikaku_shiken/harishi/

申込期間 12月上旬頃〜下旬頃まで
試験日程
(合格発表)
2月下旬頃

(合格発表)
3月下旬頃
受験地 晴眼者:北海道、宮城、東京、新潟、愛知、大阪、広島、香川、福岡、鹿児島
視覚障害者:一部の県を除いた各都道府県
受験料 11.600円
問い合わせ先 財団法人 東洋療法研修試験財団
〒105−0012 東京都港区芝大門1−16−3 芝大門116ビル6F
TEL:03−3431−8771

http://www.ahaki.or.jp/

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