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民間資格細胞検査士

スペシャリストを目指す
がん細胞を発見する医療分野の専門職
受験者数 非公開

細胞検査士とは
資格種別 民間資格
資格概要 細胞検査士とは、細胞病理検査を専門とする病理検査室の臨床検査技師のことです。
癌の早期発見や早期診断を目的に、異形成細胞の存在を顕微鏡で観察して発見します。
細胞検査材料の採取の介助や、細胞処理の選択、染色法の選択、検査結果の精度管理をしたり、標本の管理などの実務も担当します。
一般に、『細胞診』と略称されます。
細胞検査士の資格は、4年ごとの更新が必要で、実務のほか、学会や研修会に参加して、所定の単位を得なければなりません。
就職・仕事内容 細胞検査士の活躍の場は、がんセンター、総合病院、検診センター、検査センター、大学・研究機関、製薬会社、その他医療機関などです。
細胞検査の専門職としての細胞検査士資格取得者への医療現場からの評価は高く、就・転職に非常に有効な資格です。
収入面 細胞検査士の平均年収は30歳で約400万円、40歳で約550万円です。
国立病院や研究所、保健所に勤務する細胞検査士は、公務員として賃金が支払われます。
細胞検査士の資格を取得すれば、資格手当が付く場合が多いので、収入面でもプラスになることは間違いありません。
高額な収入は期待できませんが、細胞検査士の資格を取得すれば、就職に困ることはないでしょう。
将来性 細胞検査士は民間資格ではありますが、国家資格と同じ位のの権威を有します。
特にガン治療の最前線での活躍が期待されています。
今後も、細胞検査士は必ず必要とされるでしょう。
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試験概要
受験資格
(年齢制限 実務経験)
1.細胞検査士養成課程のある大学に進学し、所定の単位を修得した者
現在、このコースのある大学は下記の7大学です。
・杏林大学保健学部細胞検査士養成課程
・北里大学医療衛生学部細胞検査士コース
・群馬大学医学部保健学科細胞検査士養成課程
・山口大学医学部保健学科細胞検査士養成課程
・加計学園 細胞病理学センター(倉敷芸術科学大学生命科学部)
・神戸常盤大学
・弘前大学医学部保健学科

2.臨床検査技師・衛生検査技師の国家資格を得た上で細胞検査士養成所に進学し、所定の教育課程を履修した者
現在、細胞検査士養成所は下記2施設です。
・癌研究会付属病院附設 細胞検査士養成所
・東京都多摩がん検診センター細胞検査士養成所

3.臨床検査技師・衛生検査技師の国家資格を得て、細胞診業務1年以上の実務経験を積んだ者
試験内容 【1次試験】
筆記および細胞像診断

【2次試験】
実技試験
・標本作成技術および標本優劣の判定等
・顕微鏡的検査(検査の染色標本について)
・細胞診に必要な基礎知識の概略(各種検体採取法、集細胞法、細胞ブロック作製法、細胞の基本的構造と細胞生物学、細胞診に必要な諸臓器の解剖学および組織学、悪性腫瘍の病理学など)
難易度 【細胞検査士の合格率】
非公開

細胞検査士の合格率は25%〜45%というデータがあります。
申込方法 ・郵送で申し込む
・インターネットで申し込む

詳しくはHPでご確認ください。

http://www.jscc.or.jp/

申込期間 9月中旬〜下旬頃までの2週間ほど
試験日程
(合格発表)
【1次試験】10月下旬
【2次試験】12月中旬

(合格発表)
詳細は実施団体に問い合わせのこと
受験地 【1次試験】東京、大阪
【2次試験】東京
受験料 31.500円
問い合わせ先 日本臨床細胞学会
〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台2-11-1 駿河台サンライズビル3F
TEL:03-5577-4680

http://www.jscc.or.jp/

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