作業療法士
社会貢献
新しい作業を通して障害者の機能回復を図る
受験者数 6.469人
作業療法士とは | |
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資格種別 | 国家資格 |
資格概要 |
作業療法士とは、医師の指示のもと、身体や精神に障害のある人に、手芸・工芸・絵画などの作業活動を通じて、基本動作能力の回復を図るリハビリの専門家です。 作業療法では、子供からお年寄りや、生活に障害を持つ全ての人へ向けて、医療、保健、福祉、教育・職業領域と幅広い分野で活躍しています。 作業療法士は約7割が女性です。 作業療法士になるためには、指定された学校を卒業し、国家試験に合格する必要があります。 作業療法士の合格率は平均80%程度なので、普通に試験対策をしていれば合格できるでしょう。 【理学療法士と作業療法士の違い】 理学療法士は、マッサージなどの物理的手段を用いて、患者の基本的動作能力の回復を図ります。 作業療法士は、手芸や工作といった作業活動を続けるうちに自然に動作能力の回復を図ったり、心理学的な手法を用いてリハビリを行っていきます。 |
就職・仕事内容 |
作業療法士の主な勤務場所は、病院、リハビリテーションセンター、聴覚言語障害者更正施設、難聴幼児通園施設などです。 医療系の職業ですが、医師のような緊急性はありません。 このため夜間勤務などがほとんど無いのも魅力のひとつです。 仕事内容もハードになることは少なく、女性にお勧めの職業といえます。 就職率は良く、作業療法士資格を取得すれば、就職に困ることはないでしょう |
収入面 |
作業療法士の平均年収は400万円前後が目安です。 福利厚生・休日などの待遇面もよいです。 医療系の仕事では人気の高い仕事です。 |
将来性 |
この先も作業療法は必要されるでしょう。 作業療法のリハビリ方法がとても柔軟で、社会的背景の変化に適応しやすいためです。 |
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試験概要 | |||||||||||||||||
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受験資格 (年齢制限 実務経験) |
1.大学に入学することができる者で、 文部科学省令・厚生労働省令で定める基準に適合するものとして、 文部科学大臣が指定した学校又は厚生労働大臣が指定した作業療法士養成施設において、3年以上、作業療法士として必要な知識及び技能を修得した者(又は卒業する見込みの者を含む。) 2.外国の作業療法に関する学校若しくは養成施設を卒業し、又は外国で作業療法士の免許に相当する免許を得た者で、厚生労働大臣が1に掲げる者と同等以上の知識及び技能を有すると認定した者 3.法の施行の際(昭和40年8月28日)現に文部大臣又は厚生大臣が指定した学校又は施設において、作業療法士となるのに必要な知識及び技能を修業中の者であって、法施行後に当該学校又は施設を卒業した者 |
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試験内容 |
【筆記試験】 -一般問題- 解剖学、生理学、運動学、病理学概論、臨床心理学、リハビリテーション医学(リハビリテーション概論を含む。)、臨床医学大要(人間発達学を含む。)及び作業療法。 -実地問題- 運動学、臨床心理学、リハビリテーション医学、臨床医学大要(人間発達学を含む。)及び作業療法。 【口述試験及び実技試験】 (点字試験受験者に対して、実地問題に代えて次の科目について行う。) 運動学、臨床心理学、リハビリテーション医学、臨床医学大要(人間発達学を含む。)及び作業療法。 |
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難易度 |
【作業療法士国家試験の合格率】
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申込方法 |
・郵送で申し込む ・持参で申し込む 詳しくはHPでご確認ください。 http://www.mhlw.go.jp/kouseiroudoushou/shikaku_shiken/sagyouryouhoushi/ |
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申込期間 | 1月上旬〜中旬頃まで | ||||||||||||||||
試験日程 (合格発表) |
筆記試験:2月下旬頃 口述・実技試験:2月下旬頃 (合格発表) 3月末頃 |
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受験地 |
筆記試験:北海道、宮城県、東京都、愛知県、大阪府、香川県、福岡県、沖縄県 口述試験・実技試験:東京 |
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受験料 | 10.100円 | ||||||||||||||||
問い合わせ先 |
【試験について】 厚生労働省医政局医事課試験免許室 〒100−8916 東京都千代田区霞が関1−2−2 tel 03−5253−1111 http://www.mhlw.go.jp/general/sikaku/ 【仕事について】 社団法人日本作業療法士協会 〒111−0042 東京都台東区寿1−5−9 盛光信光ビル7F tel 03−5826−7871 |
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