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国家資格視能訓練士

社会貢献
視力の検査、機能回復を手助けする
受験者数 685人

視能訓練士とは
資格種別 国家資格
資格概要 視能訓練士とは、医師や眼科医師の指示のもと、交通事故や、病気などで視機能が低下した人や、弱視、斜視など視機能に障害のある人に対し、機能回復をめざして矯正訓練の指導やリハビリを行う専門家です。
有資格者には女性が多く、患者への細やかな心遣いが必要とされます。
現在の有資格者は6.000人程度とまだまだ少ない状態です。
視能訓練士(ORT)の資格を取得するには、高校卒業後、全国にある視能訓練士養成施設に入学して専門的な知識・技能を学習するのが一般的な勉強のしかたです。
養成施設のうち、4年制大学は6校、専門学校は16校あります。
就職・仕事内容 視能訓練士の主な勤務場所は、全国各地のリハビリテーション施設、大学付属病院、総合病院、保健所、学校などです。
視機能検査や矯正訓練の指導は、昼間の時間帯におこなうため、通常は、夜勤や宿直はありません。
就職率もほぼ100%です。 視能訓練士の資格を取得すれば、就職に困ることありません。
視能訓練士の求人の中には、アルバイトやパートもあるため、女性に人気となっています。
収入面 視能訓練士の平均年収は300〜400万円程度です。
ただし経験や能力が重要視されるので、平均年収の倍以上を稼ぐ人もいます。
アルバイトやパートの場合、時給も1.500円程度とかなり高めです。
将来性 現在、視能訓練士の有資格者は圧倒的に不足している状況です。
高齢化社会、視力低下の低年齢化、パソコンの普及など、視機能障害者は増加しています。
今後、視能訓練士の必要性は、ますます高まるでしょう。
視能訓練士の資格を取得すれば転職に困ることはなさそうです。
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試験概要
受験資格
(年齢制限 実務経験)
1.大学入学の資格があり、文部科学大臣指定の学校か、厚生労働大臣指定の視能訓練士養成所で3年以上、必要な知識と技能を修得した者。
2.大学や養成所で2年以上修業し、英語、心理学、保健体育、教育学、倫理学、生物学、物理学、数学、精神衛生、社会福祉、保育のうち2科目の教科を修めた者で、文部科学大臣指定の学校か、厚生労働大臣指定の視能訓練士養成所で1年以上、知識と技能を修得した者。
3.外国の視能訓練士の学校、養成所を卒業して免許を受けた者で、厚生労働大臣が認めた者。
試験内容 基礎医学大要
基礎視能矯正学
視能検査学
視能障害学
視能訓練学

【合格基準】
配点は一般問題を1問1点(130点満点)、臨床問題を1問2点(40点満点)の合計170点満点とし、102点以上を合格とする。
難易度 【視能訓練士国家試験の合格率】
受験者 合格者 合格率
第39回(平成21年) 675人 624人 92.4%
第38回(平成20年) 683人 648人 94.9%
第37回(平成19年) 573人 546人 95.3%
第36回(平成18年) 627人 612人 97.6%
第35回(平成17年) 514人 494人 96.1%
申込方法 ・郵送で申し込む

詳しくはHPでご確認ください。

http://www.mhlw.go.jp/kouseiroudoushou/shikaku_shiken/shinoukunrenshi/

申込期間 1月上旬〜中旬頃まで
試験日程
(合格発表)
2月下旬頃

(合格発表)
3月末頃
受験地 東京、大阪
受験料 15.800円
問い合わせ先 【試験・免許について】
厚生労働省医政局医事課試験免許室
〒100−8916 東京都千代田区霞が関1−2−2
tel 03−5253−1111

http://www.mhlw.go.jp/kouseiroudoushou/shikaku_shiken/shinoukunrenshi/


【仕事について】
社団法人日本視能訓練士協会
〒101−0044 東京都千代田区鍛冶町1−8−5新神田ビル2F
tel 03−5209−5251

http://www.jaco.or.jp/

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