HOME > 医療/福祉系 資格一覧 > 義肢装具士

国家資格義肢装具士

社会貢献
不自由のない生活、義手や義士を製作する
受験者数 159人

義肢装具士とは
資格種別 国家資格
資格概要 義肢装具士とは、手足を失ったり、その機能に障害がある人などが、以前と同様な生活を送れるように、医師の指導の下、義手、義足、コルセットなどを製作する専門家です。
義肢装具士の資格がないと、義肢装具を製作・調整する専門職には就けません。
装具完成までには、いくつかのプロセスがあり、ほかの義肢装具士との間で作業を分担することもあります。
義肢装具士になるには、高校卒業後、義肢装具士養成校(3年制・4年制)で学んだ後に、国家試験に合格すればなることができます。
義肢装具士養成施設は全国にわずかしかなく、大学3校・専門学校6校の合計9校です。
募集人員、は全国合わせて280人程度となっています。
就職・仕事内容 義肢装具士の主な就職場所は、民間の義肢装具の制作施設で、その他には病院やリハビリ施設などになります。
義肢装具士の就職状況は良好なので、この資格を取得すれば、就職に困る事はなさそうです。

民間の義肢装具の制作施設などでは、病院などからの依頼を受けて、現場で医師や理学療法士や患者と相談し、患者にあった義手や義足を製作します。
製作過程で、医師や理学療法士、患者さんの意見を取り入れるため、コミュニケーション能力が必要となります。
収入面 義肢装具士の平均年収は、30歳で440万円、40歳で560万円、50歳で800万円程になります。
就職状況もよく、収入面もよいので、安定した資格といえます。
将来性 義肢装具を必要とする主な原因は、交通事故や外傷のほか、現在では糖尿病の血管障害や、悪性腫瘍による切断などが増えています。
高齢化社会を迎え、新たな需要が見込めます。
海外では、テロや戦争などで手足を失うケースもあり、義肢装具士は世界中から必要とされるかもしれません。
スポンサードリンク
試験概要
受験資格
(年齢制限 実務経験)
1.大学入学資格があり、指定の養成所で3年以上修得した者
2.大学・高専で指定科目を修め、指定の養成所で2年以上修業した者
3.義肢、装具の製作に関わる技能検定に合格し、養成所で1年以上修業した者、など
試験内容 ・臨床医学大要(臨床神経学、整形外科学、リハビリテーション医学、理学療法・作業療法、臨床心理学及び関係法規を含む。)
・義肢装具工学(図学・製図学、機構学、制御工学、システム工学及びリハビリテーション工学)
・義肢装具材料学(義肢装具材料力学を含む。)
・義肢装具生体力学
・義肢装具採型・採寸学
・義肢装具適合学
難易度 【義肢装具士国家試験の合格率】
受験者 合格者 合格率
第25回(平成24年) 223人 179人 80.3%
第24回(平成23年) 199人 176人 88.4%
第23回(平成22年) 159人 139人 87.4%
申込方法 ・必要書類を公益財団法人テクノエイド協会に提出する

詳しくはHPでご確認ください。

http://www.mhlw.go.jp/general/sikaku/index.html

申込期間 1月中旬〜下旬頃まで
試験日程
(合格発表)
3月上旬頃

(合格発表)
3月下旬頃
受験地 東京都
受験料 59.800円
問い合わせ先 厚生労働省医政局医事課試験免許室
〒100−8916 東京都千代田区霞が関1−2−2
TEL:03−5253−1111

http://www.mhlw.go.jp/kouseiroudoushou/shikaku_shiken/


公益財団法人 テクノエイド
〒162−0823 東京都新宿区神楽河岸1−1 セントラルプラザ4F
TEL:03−3266−6882

http://www.techno-aids.or.jp/


職能団体
日本義肢装具士協会
〒113−0033 東京都文京区本郷5−32−7 義肢会館202
TEL:03−5842−5457

http://www.japo.jp/

スポンサードリンク

<< 医療/福祉系 資格一覧ページに戻る

PAGE TOP