獣医師
独立開業
動物の診療、伝染病の予防などに従事する
受験者数 １.３２１人
| 獣医師とは | |
|---|---|
| 資格種別 | 国家資格 |
| 資格概要 |
獣医師とは、犬・猫といった愛玩動物から、牛・馬・豚などの経済動物の診療はもちろんのこと、公衆衛生面での指導や、野生動物のほど、希少動物の人工繁殖など幅広い分野にわたり活躍します。 獣医師になるには、獣医学科（６年制）を卒業し、獣医師国家試験に合格しなければなりません。 獣医学科のある大学への入学は、競争倍率１０倍以上で難関といえます。 獣医学科の学費は工学で、私立大学の場合は、卒業までに１.０００万円以上は必要になるでしょう。 国公立大学であれば、一般の学科と大きな差はありませんが、６年間の在学となるため、それなりに費用はかかります。 獣医学科設置大学一覧 【国公立】 北海道大学・帯広畜産大学・岩手大学・東京大学・東京農工大学・岐阜大学・鳥取大学・山口大学・宮崎大学・鹿児島大学・大阪府立大学 【私立】 北里大学・日本大学・日本獣医畜産大学・麻布大学・酪農学園大学 |
| 就職・仕事内容 |
獣医師の就職先は、多岐に渡り、就職には困らないでしょう。 ・動物病院 ・保健所などの公務員 ・大学の研究職 ・団体職員 ・水族館、動物園 ・競馬厩舎 ・製薬会社 ・ペットフードメーカーなど 獣医師の資格を取得しても、すぐには十分な仕事はできないでしょう。 まずは先輩獣医師の下で、経験を積む必要があります。 獣医師になってからも、勉強の日々は続きますが、やりがいのある仕事といえます。 |
| 収入面 |
獣医師の収入は、就職先、職種によって異なりますが、安定した収入が得られるでしょう。 目安として、獣医師の平均年収は約６００万円というデータがあります。 開業獣医師の中には、年収１億円を超える収入を得る獣医師もいます。 動物病院勤務の初任給は、月収２０万円程が一般的で、経験を積むにつれて徐々に増えていきます。 公務員の獣医師は、国の規定の給与が支払われます。 地方公務員の平均年収は７００万円なので、獣医師の資格を取得すれば安定した収入を得られるでしょう。 |
| 将来性 |
近年のペットブームの定着により、動物病院へのニーズは増えている一方で、動物病院自体が増えすぎている傾向にあります。 独立開業する場合は、他の動物病院との差別化をしたほうがよいでしょう。 近年では、猫専門病院や、爬虫類専門病院、鳥専門病院などといった専門分野の動物病院の増えてきています。 |
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| 試験概要 | |||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 受験資格 （年齢制限 実務経験） |
【獣医師国家試験】 １.学校教育法 （昭和二十二年法律第二十六号）に基づく大学（短期大学を除く。）において獣医学の正規の課程（６年制）を修めて卒業した者 ２.外国の獣医学校を卒業し、又は外国で獣医師の免許を得た者であつて、獣医事審議会が前号に掲げる者と同等以上の学力及び技能を有すると認定した者 ３.獣医師国家試験予備試験に合格した者 【獣医師国家予備試験】 外国の獣医学校卒業者又は、獣医師免許取得者で厚生大臣が認定した者 |
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| 試験内容 |
【獣医師国家試験】 いずれも獣医学全般について出題 ・必須問題（50問） １.獣医療の基本的事項 ２.獣医学の基本的事項 ３.獣医学の臨床的事項 ・学説試験A（80問） １.獣医学の基本的事項 ・学説試験B（80問） １.衛生学に関する事項 ２.獣医学の臨床的事項 ・実地試験C（60問） ｢衛生学に関する事項｣、「獣地同右医学の臨床的事項」について、獣医療現場で実際に起こりうる症例･事例に関する基本的かつ重要な事項 ・実地試験D（60問） ｢衛生学に関する事項｣、「獣地同右医学の臨床的事項」について、獣医療現場で実際に起こりうる症例･事例に対する対処方法等の総合的な事項 |
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| 難易度 |
【獣医師の合格率】 獣医師国家試験の合格率は８割以上です。 試験よりも、獣医学科のある大学に入学する方が難しいといえます。
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| 申込方法 |
・獣医事審議会へ提出 ・郵送で提出 詳しくはＨＰをご覧ください。 |
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| 申込期間 |
【獣医師国家試験】 １月上旬～中旬位まで 【獣医師国家予備試験】 ～６月中旬頃まで |
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| 試験日程（合格発表） |
【獣医師国家試験】 ２月中旬の２日間 【獣医師国家予備試験】 ９月上旬頃 合格発表： 【獣医師国家試験】 ３月中旬頃 【獣医師国家予備試験】 ９月下旬頃 |
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| 受験地 |
【獣医師国家試験】 北海道、東京、福岡 【獣医師国家予備試験】 東京 |
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| 受験料 |
【獣医師国家試験】 13,900円 【獣医師国家予備試験】 30,500円 |
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| 問い合わせ先 |
農林水産省 消費・安全局衛生管理課 獣医事班 ＴＥＬ：０３―３５０２―８１１１（内線４５３０） ＵＲＬ： |
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