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国家資格航空保安大学校学生

社会貢献
航空機の安全運行を支える
受験者数(情報科) 302人  男女比 7:3

航空保安大学校学生とは
資格種別 国家資格
資格概要 航空保安大学校学生とは、航空保安業務のスペシャリストを養成する教育研修機関で学ぶ学生です。
航空保安大学校学生の採用試験に合格し入学すると、国家公務員の身分を持つ学生(研修生)となり、給与の支給を受けながら、専門的な知識や技術を学びます。
航空保安大学校には、航空情報科と、航空電子科の2つの学科があり、どちらも2年間の研修を受けます。
以前は航空管制科がありましたが、平成20年度に廃止となりました。
航空管制官を目指す場合は、航空管制官採用試験(大卒程度)を受験する必要があります。

偏差値は、おおよそ、
航空情報57
航空電子56
となります。
就職・仕事内容 航空保安大学校では、航空に関する様々な知識、技術を学びます。
航空情報科では、航空管制運航情報官または航空管制通信官を目指すための研修を受けます。航空管制通信官は、無線を使用し、飛行する国際線の航空機に管制官からの管制指示の伝達や飛行機の運航に必要な情報提供を行って、飛行機の安全運航を支えます。
航空電子科では、航空管制技術官を目指すための研修を受けます。航空管制技術官は、航空保安無線施設や航空管制官などが使用する無線通信施設、レーダー施設の企画、維持管理を行ない、空の安全を支えます。

航空保安大学校は大阪府泉佐野市にあります。
入校2年間は、寮での生活が義務付けられています。

航空保安大学校卒業後は、全国各地の空港、航空路管制機関などで働きます。
航空管制通信官は、日本では唯一成田空港で実施している仕事となります。
収入面 航空保安大学校に入校すると、給与が支給されます。
初任給148.506円(平成23年度)です。
この他に、扶養手当、期末手当・勤勉手当が支給されます。
入学金や授業料、寮の家賃も無料です。
将来性 航空保安大学校に入学できれば、就職に困る事はありません。
卒業後は、全国各地の空港、航空路管制機関などで働きます。
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試験概要
受験資格
(年齢制限 実務経験)
1.高等学校の卒業から3年を経過していない者
2.試験年度の3月までに高等学校を卒業する見込みの者
3.中等教育学校の卒業から3年を経過していない者
4.試験年度の3月まで中等教育学校を卒業する見込みの者
5.高等専門学校の第3学年の課程を修了してから3年を経過していない者
6.試験年度の3月までに高等専門学校の第3学年の課程を修了する見込みの者
7.高等学校卒業程度認定試験に合格して3年を経過していない者等人事院が1.2.3.4に掲げる者と同等の資格があると認める者

※以下に該当する方は受験できません。
1.日本の国籍を有しない者
2.成年被後見人、被保佐人(準禁治産者を含む。)
3.禁錮こ以上の刑に処せられ、その執行を終わるまでの者又はその刑の執行猶予の期間中の者その他その執行を受けることがなくなるまでの者
4.一般職の国家公務員として懲戒免職の処分を受け、その処分の日から2年を経過しない者
5.日本国憲法又はその下に成立した政府を暴力で破壊することを主張する政党その他の団体を結成し、又はこれに加入した者
試験内容 【航空情報科】
-1次試験-
 ・基礎能力試験(多肢選択式40題 : 1時間30分)
  1.知能分野 [20題]
    文章理解[7題]、課題処理[7題]、数的処理[4題]、資料解釈[2題]
  2.知識分野 [20題]
    自然科学[5題]、人文科学[9題]、社会科学[6題]

 ・学科試験(多肢選択式26題 : 2時間)
  1.数学 [13題]
   数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学A、数学B(数列、ベクトルの分野に限る。
  2.英語 [13題]
   英語Ⅰ、英語Ⅱ

-2次試験-
 ・人物試験
  人柄、対人的能力などについての個別面接
 ・身体検査
  主として胸部疾患(胸部エックス線撮影を含む)、 血圧、尿、その他一般内科系検査
 ・身体測定
  色覚、聴力についての測定 色覚についての測定

【航空電子科】
-1次試験-
 ・基礎能力試験(多肢選択式40題 : 1時間30分)
  1.知能分野 [20題]
    文章理解[7題]、課題処理[7題]、数的処理[4題]、資料解釈[2題]
  2.知識分野 [20題]
    自然科学[5題]、人文科学[9題]、社会科学[6題]

 ・学科試験(多肢選択式26題 : 2時間)
  1.数学 [13題]
   数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学A、数学B(数列、ベクトルの分野に限る。
  2.物理 [13題]
   物理Ⅰ

-2次試験-
 ・人物試験
  人柄、対人的能力などについての個別面接
 ・身体検査
  主として胸部疾患(胸部エックス線撮影を含む)、血圧、尿、その他一般内科系検査
 ・身体測定
  色覚、聴力についての測定 色覚についての測定
難易度 【航空保安大学校学生採用試験の倍率】
※()は女性
平成23年度 申込者 合格者 合格率 受験倍率
航空情報科 312(100)人 52(26)人 16.6% 6.0倍
航空電子科 237(28)人 58(7)人 24.4%人 4.0倍
平成22年度 申込者 合格者 合格率 受験倍率
航空情報科 343(122)人 42(17)人 12.2% 8.1倍
航空電子科 267(27)人 38(4)人 14.2%人 7.0倍
平成21年度 申込者 合格者 合格率 受験倍率
航空情報科 302(82)人 54(19)人 17.8% 5.5倍
航空電子科 294(27)人 78(13)人 26.5%人 3.7倍
申込方法 ・郵送で申し込む

詳しくはHPをご覧ください。

http://www.cab.mlit.go.jp/asc/bottom.html

申込期間 7月下旬~8月上旬頃まで
試験日程(合格発表) 1次試験 : 9月下旬頃
2次試験 : 11月下旬頃の先方指定日

(合格発表)
翌年1月中旬頃
受験地 1次試験 : 札幌、仙台、東京、新潟、愛知、大坂、広島、高松、福岡、宮崎、那覇
2次試験 : 札幌、東京、大阪、福岡、那覇
受験料 無料
問い合わせ先 国土交通省 航空保安大学校 教務課
〒598-0047 大阪府泉佐野市りんくう往来南3-11
tel 072-458-3917(土日祝日を除く9:00~17:00)

http://www.kouho-dai.ac.jp/index.html


人事院国家公務員試験 採用情報NAVI

http://www.jinji.go.jp/saiyo/saiyo.htm

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