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国家資格海上保安学校学生

社会貢献
日本領海内の安全・治安を守る
受験者数(船舶運航) 7.113人

海上保安学校学生とは
資格種別 国家資格
資格概要 海上保安学校とは、海上保安官を養成する学校です。
学校といっても、入学後は海上保安庁職員となりため、学費はかからず、給与が支給されます。
就職・仕事内容 海上保安学校は、海上保安庁に関する業務に直結する4課程があります。

【 船舶運行システム課程(1年)3コース 】
教育内容:
海上保安官として巡視船艇の運航に必要な知識・技能及び海上犯罪取締等の知識を習得する課程です。
・航海コース
・機関コース
・主計コース

【航空課程(1年)】
教育内容:
海上保安庁の航空機のパイロットである海上保安官になるための基礎教養を習得し、海上犯罪取締等の知識を習得する課程です。

【情報システム課程(2年)】
教育内容:
海上保安官として通信機器の運用・管理と航行安全に必要な知識・技能及び海上犯罪取締等の知識を習得する課程です。

【海洋科学課程(1年)】
教育内容:
航海の安全を確保するために必要なさまざまな海洋データを収集・解析し、提供する海上保安官を育てる課程です。 海洋の科学的資料の収集、解析に必要な知識、技能を学びます。

卒業後は、海上保安官として海難救助や海上犯罪の取り締まりなどを行います。
収入面 海上保安学校に入校すると、給与が支給されます。
入学金や授業料、寮の家賃も無料です。

海上保安学校学生 給与モデルケース (平成24年度現在)
・ 学 生  行政職(一)1級 5 号俸 140,100円
・ 配属後  公安職(二)1級 7 号俸 197,700円
 (高校卒で、海上保安学校卒業直後、巡視船勤務となった場合の例)
・ 配属後  公安職(二)1級17号俸 217,500円
 (大学卒で、海上保安学校卒業直後、巡視船勤務となった場合の例)

卒業後、海上保安官の平均年収は約700万円程になります。
将来性 海上保安学校に入学できれば、就職に困る事はありません。
卒業後は、海上保安官として活躍します。
日本は海に囲まれた海洋国家であり、海上保安官の重要性は増しています。

船舶運航システム課程及び情報システム課程については、このほか、希望と適性により、潜水士、特殊救難隊、国際取締官などに進むことができます。
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試験概要
受験資格
(年齢制限 実務経験)
【海上保安学校学生】
1.試験年度の4月1日において、高等学校又は中等教育学校を卒業した日から、起算して5年(採用試験が同一年度に二回行われる場合における初回の採用試験については、6年)を経過していない者及び、試験年度の3月(採用試験が同一年度に二回行われる場合における初回の採用試験については、9月)までに高等学校又は中等教育学校を卒業する見込みの者
2.人事院が1.に掲げる者と同等の資格があると認める者

【海上保安学校学生(特別)】
1.試験年度の4月1日において、高等学校又は中等教育学校を卒業した日の翌日から起算して6年を経過していない者及び平成25年9月までに高等学校又は中等教育学校を卒業する見込みの者
2.高等専門学校の第3学年の課程を修了した者であって、試験年度の4月1日においてにおいて当該課程を修了した日の翌日から起算して6年を経過していない者等人事院が1.に掲げる者と同等の資格があると認める者
試験内容 【海上保安学校学生 船舶運航システム課程】
-1次試験-
 ・基礎能力試験(多肢選択式/40題:1時間30分)
  1.知能分野(20題)
   ①文章理解、②課題処理、③数的推理、④資料解釈
  2.知識分野(20題)
   ①自然科学、②人文科学、③社会科学

 ・作文試験(1題:50分)
 文章による表現力、課題に対する理解力などについての筆記試験

-2次試験-
  1.人物試験
  人柄、対人的能力などについての個別面接
  ( 参考として性格検査を実施)
  2.身体検査 : 胸部疾患、血圧、尿、その他一般内科系検査
  3.身体測定 : 身長、体重、視力、色覚、聴力についての測定
  4.体力検査 : 上体起こし、反復横跳び、鉄棒両手ぶら下がりによる身体の筋持久力等についての検査
※第1次試験の合格は基礎能力試験の結果によって決定。作文試験は第1次試験合格者を対象として評定した上で、最終合格者の決定に反映


【海上保安学校学生 航空課程】
-1次試験-
 ・基礎能力試験(多肢選択式/40題:1時間30分)
  1.知能分野(20題)
   ①文章理解、②課題処理、③数的推理、④資料解釈
  2.知識分野(20題)
   ①自然科学、②人文科学、③社会科学

 ・学科試験(多肢選択式/26題:2時間)
  1.数学(13題)
   ①数学Ⅰ、②数学Ⅱ、③数学A、④数学B(数列、ベクトルの分野に限る。)
  2.英語(13題)
   ①英語Ⅰ、②英語Ⅱ
  3.物理(13題)
   ①物理Ⅰ

-2次試験-
  1.身体検査
  一般検査、呼吸器系検査、循環器系検査、消化器系検査(口腔及び歯牙を除く。)、血液及び造血臓器検査、腎臓、泌尿器系及び生殖器系検査、運動器系検査、眼検査、視機能検査、耳鼻咽喉検査、口腔及び歯牙検査、総合検査
  2.身体測定 : 身長、体重、胸囲、視力、色覚、聴力、肺活量についての測定
  3.体力検査 : 上体起こし、反復横跳び、鉄棒両手ぶら下がりによる身体の筋持久力等についての検査

-3次試験-
  1.人物試験
  人柄、対人的能力などについての個別面接
  ( 参考として性格検査を実施)
  2.適性検査 : 模擬飛行装置を使用しての操縦検査
  3.身体検査 : 精神及び神経系検査


【海上保安学校学生 情報システム課程】
-1次試験-
 ・基礎能力試験(多肢選択式/40題:1時間30分)
  1.知能分野(20題)
   ①文章理解、②課題処理、③数的推理、④資料解釈
  2.知識分野(20題)
   ①自然科学、②人文科学、③社会科学

 ・学科試験(多肢選択式/26題:2時間)
  1.数学(13題)
   ①数学Ⅰ、②数学Ⅱ、③数学A、④数学B(数列、ベクトルの分野に限る。)
  2.英語(13題)
   ①英語Ⅰ、②英語Ⅱ

-2次試験-
  1.人物試験
  人柄、対人的能力などについての個別面接
  ( 参考として性格検査を実施)
  2.身体検査 : 胸部疾患、血圧、尿、その他一般内科系検査
  3.身体測定 : 身長、体重、視力、色覚、聴力についての測定
  4.体力検査 : 上体起こし、反復横跳び、鉄棒両手ぶら下がりによる身体の筋持久力等についての検査


【海上保安学校学生 海洋科学課程】
-1次試験-
 ・基礎能力試験(多肢選択式/40題:1時間30分)
  1.知能分野(20題)
   ①文章理解、②課題処理、③数的推理、④資料解釈
  2.知識分野(20題)
   ①自然科学、②人文科学、③社会科学

 ・学科試験(多肢選択式/26題:2時間)
  1.数学(13題)
   ①数学Ⅰ、②数学Ⅱ、③数学A、④数学B(数列、ベクトルの分野に限る。)
  2.英語(13題)
   ①英語Ⅰ、②英語Ⅱ
  3.物理(13題)
   ①物理Ⅰ

-2次試験-
  1.人物試験
  人柄、対人的能力などについての個別面接
  ( 参考として性格検査を実施)
  2.身体検査 : 胸部疾患、血圧、尿、その他一般内科系検査
  3.身体測定 : 視力、色覚、聴力についての測定
  4.体力検査 : 鉄棒両手ぶら下がりによる身体の筋持久力等についての検査


【海上保安学校学生 特別】
-1次試験-
 ・基礎能力試験(多肢選択式/40題:1時間30分)
  1.知能分野(20題)
   ①文章理解、②課題処理、③数的推理、④資料解釈
  2.知識分野(20題)
   ①自然科学、②人文科学、③社会科学

 ・作文試験試験(1題:50分)

文章による表現力、課題に対する理解力などについての筆記試験

-2次試験-
  1.人物試験
  人柄、対人的能力などについての個別面接( 参考として性格検査を実施)
  2.身体検査 : 胸部疾患、血圧、尿、その他一般内科系検査
  3.身体測定 : 身長、体重、視力、色覚、聴力についての測定
  4.体力検査 : 上体起こし、反復横跳び、鉄棒両手ぶら下がりによる身体の筋持久力等についての検査
難易度 【海上保安学校学生採用試験の合格率・倍率】
※()は女性
平成22年度 申込者 合格者 合格率 受験倍率
船舶運航システム課程(特別) 6.438(1.259)人 755(189)人 11.7% 8.5倍
船舶運航システム課程 2.555(375)人 174(25)人 6.8% 14.6 倍
航空課程 105(6)人 8(1)人 7.6% 13.1倍
情報システム課程 217(54)人 62(16)人 28.5% 3.5倍
海洋科学課程 91(21)人 14(5)人 15.3% 6.5倍
平成21年度 申込者 合格者 合格率 受験倍率
船舶運航システム課程(特別) 5.084(975)人 723(129)人 14.3%% 7.0倍
船舶運航システム課程 2.029(269)人 163(20)人 8% 12.4倍
航空課程 92(5)人 6(0)人 6.5% 15.3倍
情報システム課程 181(38)人 52(10)人 28.7% 3.5倍
海洋科学課程 66(13)人 14(1)人 21.2% 4.7 倍
申込方法 ・インターネットで申し込む
・郵送で申し込む
・持参で申し込む

詳しくはHPをご覧ください。

http://www.kaiho.mlit.go.jp/school/index.html

申込期間 【海上保安大学校学生】
8月下旬~9月上旬頃までの10日間程度

【海上保安学校学生(船舶運航、情報システム、海洋科学、航空)】
7月下旬~8月上旬頃までの10日間程度

【海上保安学校学生(特別)】
4月上旬頃の8日間程度
試験日程(合格発表) 【海上保安大学校学生】
1次試験 : 11月上旬頃
2次試験 : 12月下旬頃

【海上保安学校学生(船舶運航、情報システム、海洋科学)】
1次試験 : 9月下旬頃
2次試験 : 10月下旬頃の先方指定日
(船舶運航システム課程のみ5月頃にも実施)

【海上保安学校学生(航空)】
1次試験 : 9月下旬頃
2次試験 : 10月下旬頃の先方指定日
3次試験 : 12月上旬~中旬頃の先方指定日

【海上保安学校学生(特別)】
1次試験 : 5月中旬頃
2次試験 : 6月中旬頃の先方指定日


(合格発表)
【海上保安大学校学生】
1次試験 : 12月中旬頃
2次試験 : 翌年1月下旬頃

【海上保安学校学生(船舶運航、情報システム、海洋科学)】
1次試験 : 10月中旬頃
2次試験 : 11月下旬頃

【海上保安学校学生(航空)】
1次試験 : 10月中旬頃
2次試験 : 11月下旬頃
3次試験 : 翌年1月下旬頃

【海上保安学校学生(特別)】
1次試験 : 6月上旬頃
2次試験 : 7月中旬頃
受験地 【海上保安大学校学生】
1次試験 : 札幌、函館、小樽、旭川、釧路、青森、盛岡、塩釜、秋田、水戸、東京、横浜、新潟、清水、名古屋、 金沢、京都、舞鶴、大阪、神戸、米子、広島、高松、松山、高知、福岡、北九州、長崎、熊本、大分、 宮崎、鹿児島、那覇、石垣
2次試験 : 小樽、塩釜、横浜、新潟、名古屋、舞鶴、神戸、広島、高松、北九州、鹿児島、那覇

【海上保安学校学生(船舶運航、情報システム、海洋科学)】
1次試験 : 札幌、函館、小樽、旭川、釧路、青森、盛岡、塩釜、秋田、水戸、東京、横浜、新潟、清水、名古屋、 金沢、京都、舞鶴、大阪、神戸、米子、広島、高松、松山、高知、福岡、北九州、長崎、熊本、大分、 宮崎、鹿児島、那覇、石垣
2次試験 : 小樽、塩釜、横浜、新潟、名古屋、舞鶴、神戸、広島、高松、北九州、鹿児島、那覇

【海上保安学校 航空課程】
1次試験 : 札幌、函館、小樽、旭川、釧路、青森、盛岡、塩釜、秋田、水戸、東京、横浜、新潟、清水、名古屋、 金沢、京都、舞鶴、大阪、神戸、米子、広島、高松、松山、高知、福岡、北九州、長崎、熊本、大分、 宮崎、鹿児島、那覇、石垣
2次試験 : 東京都
3次試験 : 東京都
受験料 無料
問い合わせ先 〒625-8503(事業所 個別郵便番号)
 京都府舞鶴市字長浜2001番地
海上保安学校事務部総務課
TEL 0773-62-3520〜3522(内線203、204)

http://www.kaiho.mlit.go.jp/school/index.html

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