入国警備官
社会貢献
外国人の不法な入国・滞在をチェックする
受験者数 2.513人
入国警備官とは | |
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資格種別 | 国家資格 |
資格概要 |
入国警備官とは、入国管理局などで、外国人の不法入国、不法残留などの調査・摘発する国家公務員です。 入国者収容所入国管理センターでは、収容者の処遇の決定や、施設警備なども行います。 入国警備官試験に合格すると、採用候補者名簿に記載され、法務総合研究所牛久支所で数ヶ月の間の「初任科研修」を受けます。 「初任科研修」では、憲法、民法、出入国管理、難民認定法、外国人登録法など学習します。 また、拳銃の撃ち方や逮捕術などの教育訓練を受けます。 |
就職・仕事内容 |
入国警備官は、地方入国管理局(札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、高松、福岡)と、下部機関6支局(成田空港、横浜、中部空港、関西空港、神戸、那覇)と、入国者収容所入国管理センター(茨城県牛久市、大阪府茨木市、長崎県大村市)に勤務し、外国人の入国調査、摘発、収容、護送、送還や、施設の警備など行います。 全国に勤務先があるため、全国的な異動があります。 基本的に日中勤務ですが、入国者収容所入国管理センターなどの警備勤務の場合には、深夜勤務、休日勤務もあります。 入国警備官は、中途退職者の割合が高いです。 |
収入面 |
入国警備官は公安職のため、給与は多めに支給されます。 公安職とは、危険を伴うこともあり、勤務時間も不規則な場合が多いです。 採用当初の支給額は約19万円です。 この他に、扶養手当、住居手当、通勤手当、期末・勤勉手当などが支給されます。 |
将来性 |
外国人の不法入国、不法残留は年々増加傾向にあるため、入国警備官の重要性も高まるでしょう。 日本の安全と、国民の生命・財産、社会秩序を維持するなど、重要な使命を担います。 |
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試験概要 | ||||||||||||||||||||||||||
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受験資格 (年齢制限 実務経験) |
【警備官】 1.試験年度の4月1日において、高等学校又は中等教育学校を卒業した日から起算して5年を経過していない者及び、試験年度の3月までに高等学校又は中等教育学校を卒業する見込みの者 2.人事院が1.に掲げる者と同等の資格があると認める者 【警備官(社会人)】 1.40歳未満の者(警備官の1.) の期間が経過した者及び人事院がこれらの者に準ずると認める者※1に限る。) ※試験を受けられない者 1.日本の国籍を有しない者 2.国家公務員法第38条の規定により国家公務員となることができない者 ・成年被後見人,被保佐人(準禁治産者を含む。) ・禁錮以上の刑に処せられ,その執行を終わるまでの者又はその刑の執行猶予の期間中の者その他その執行を受けることがなくなるまでの者 ・一般職の国家公務員として懲戒免職の処分を受け,その処分の日から2年を経過しない者 ・日本国憲法又はその下に成立した政府を暴力で破壊することを主張する政党その他の団体を結成し,又はこれに加入した者 |
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試験内容 |
【1次試験】 ・基礎能力試験(多肢選択式/40題:1時間30分) 1.知能分野(27題) ①文章理解、②課題処理、③数的推理、④資料解釈 2.知識分野(13題) ①自然科学、②人文科学、③社会科学 ・作文試験(1題:50分) ①文章による表現力、課題に対する理解力などについての筆記試験 【2次試験】 1.人物試験:人柄、対人的能力などについての個別面接( 参考として性格検査を実施) 2.身体検査:胸部疾患、血圧、尿、その他一般内科系検査 3.身体測定:身長、体重、視力、色覚についての測定 4.体力検査:上体起こし、立ち幅跳び、反復横跳びによる身体の筋持久力等についての検査 ※次のいずれかに該当する者は不合格となります。 1.身長が男子160cm、女子148cmに満たない者 2.体重が男子47kg、女子40kgに満たない者 3.色覚に異常のある者 4.裸眼視力がどちらか1眼でも0.6に満たない者 (ただし、両眼とも矯正視力が1.0以上の者は差し支えない。) 5.四肢の運動機能に異常のある者 |
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難易度 |
【入国警備官学生採用試験の合格率・倍率】 ※()は女性
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申込方法 |
・インターネットで申し込む ・郵送で申し込む ・持参で申し込む 詳しくはHPをご覧ください。 http://www.moj.go.jp/nyuukokukanri/kouhou/nyukan_nyukan06.html |
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申込期間 | 7月下旬~8月上旬頃までの10日間程度 | |||||||||||||||||||||||||
試験日程(合格発表) |
1次試験:9月下旬頃 2次試験:10月下旬頃の3日間 (合格発表) 1次試験:10月中旬頃 2次試験:11月下旬頃 |
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受験地 |
【第1次試験】 札幌市、仙台市、東京都、名古屋市、大阪市、広島市、高松市、福岡市、那覇市 【第2次試験】 札幌市、仙台市、東京都、名古屋市、大阪市、広島市、高松市、福岡市、那覇市 |
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受験料 |
無料 |
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問い合わせ先 |
法務省入国管理局総務課人事係 〒100-8977 東京都千代田区霞が関1-1-1 TEL:03-3580-4111(代) http://www.moj.go.jp/NYUKAN/nyukan06.html 人事院 国家公務員試験 採用情報NAVI |
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