刑務官
社会貢献
刑務所・拘置所で勤務する
受験者数(刑務A) 5.289人
刑務官とは | |
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資格種別 | 国家資格 |
資格概要 |
刑務官とは、刑務所、少年刑務所、拘置所に勤務し、被収容者が円滑に社会復帰できるように、日常生活の指導、職業訓練指導、悩みごとに対する指導など、様々な処遇を行う公務員のことです。 また、刑務所や拘置所での事故防止、施設管理、作業の監督などの保安警備も担当します。 試験区分は、男性が刑務A、女性が刑務Bに分けられており、性別を超えて受験することはできません。 |
就職・仕事内容 |
刑務官として採用されると、憲法・刑法・教育心理学・医学などの基礎学科と、護身術・体育などの実科実務についての研修が行なわれてます。 その後、刑務所、少年刑務所、拘置所に配属されます。 採用後は原則として、所管する矯正管区内の勤務になるため、全国的な異動はありません。 刑務所・少年刑務所は、主に受刑者を収容し処遇を行なう施設です。 拘置所は、主に刑事裁判が確定していない未決拘禁者や死刑確定囚を収容する施設です。 現在、約1万7千人の刑務間が勤務しています。 |
収入面 |
刑務官の年収は約630万円程です。 各種手当ても充実しており、扶養手当,住居手当,通勤手当,期末・勤勉手当,超過勤務手当等が支給さます。 給料は、普通の行政職よりも12%程度給与水準の高い公安職俸給表が適応されますが、その分仕事内容は厳しいです。 |
将来性 |
市民生活の安全を守るため、刑務官は必要不可欠です。 近年、受刑者の増加に伴い、刑務所・拘置所の許容量を超えています。 その分、刑務間の負担が増加するかもしれません。 |
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試験概要 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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受験資格 (年齢制限 実務経験) |
刑務官A:受験年の4月1日で17歳以上29歳未満の男子 刑務官B:受験年の4月1日で17歳以上29歳未満の女子 |
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試験内容 |
【1次試験】 1.教養試験(多肢選択式/40題:1時間30分) ・知能分野(27題) ・知識分野(13題) 2.作文試験(1題:50分) ・文章による表現力、課題に対する理解力などについての筆記試験 3.実技試験【刑務A・B(武道)のみ】 ・柔道又は剣道の実技に関する試験 【2次試験】 1.人物試験 ・人柄、対人的能力などについての個別面接 2.身体検査 ・胸部疾患、血圧、尿、その他一般内科系検査 3.身体測定 ・身長、体重、視力、色覚についての測定 4.体力検査【刑務A・B(武道)以外】 ・上体起こし、立ち幅跳び、反復横跳びによる身体の筋持久力等についての検査 ※以下の該当者は不合格となります。 1.身長が男子160cm未満、女子が150cm未満 2.体重が男子47kg未満、女子が43kg未満 3.裸眼視力が1眼でも0.6未満 (両眼の裸眼視力が0.1以上で、矯正視力が両眼で1.0以上の者は差し支えない) 4.色覚に異常がある(職務に支障のない程度の色弱は差し支えない) 5.四肢の運動機能に異常がある 6.胸囲が男子78cm未満、女子が75cm未満の者。 |
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難易度 |
【刑務官採用試験の倍率】
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申込方法 |
・持参で申し込む ・郵送で申し込む 詳しくはHPをご覧ください。 |
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申込期間 | 7月下旬〜8月上旬頃までの10日間程度 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
試験日程(合格発表) |
一次試験:9月下旬頃 二次試験:10月下旬の3日間のうちいずれか1日 (合格発表) 11月下旬頃 |
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受験地 |
刑務官A:全国52都市 刑務官B:栃木、笠松、和歌山、岩国、鳥栖(受験者数により、周辺の場合あり) |
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受験料 |
無料 |
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問い合わせ先 |
試験に関する問い合わせ・受験申込用紙の請求は、札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、高松、福岡にある法務省矯正管区まで http://www.moj.go.jp/KYOUSEI/kyouse13.html 人事院 国家公務員試験 採用情報NAVI |
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