キャリアアップできる資格ランキング
近年、自己啓発や転職のために、資格を取得しようとする社会人が年々増加しています。
資格の取得は収入アップ、キャリアアップの近道で、他人からも認められると言っても過言ではありません。
ここではキャリアアップに有利な資格をランキング形式で紹介します。
もっと上を目指したい、という向上心にあふれる人は、資格取得を視野にいれてみることをお勧めします。
資格の中には、持っているだけで資格手当がついたり、転職に有利になったりするような、キャリアアップできる資格がたくさんあるんです。
馴染みのある人が多いものだと、簿記検定(日商簿記)があげられます。経理部門で働いている人にはお馴染の資格でしょう。
営業やシステム開発などの人にはあまり必要がないかもしれませんが、経理や事務の人は取っておいて損はしない資格でしょう。
特にキャリアアップのための転職を目指している人は、実務経験だけではなく資格があることでぐっと有利になるはずです。
本気でキャリアアップを目指そうとする場合、もっと難易度の高い資格にチャレンジするのも良いでしょう。
社会保険労務士や行政書士は、総務部門に勤める人にとっては非常に大きな武器となる資格です。
その分、合格率も低く、難易度も高い試験ですが、合格しただけでかなりのキャリアアップが狙える資格となっています。
さらに大きくキャリアアップできる資格には、公認会計士があります。
監査法人への就職が期待でき、高年収が見込める資格となっていますが、難易度は医師免許と同じくらい高いとも言われていて、とても難しい資格となっています。
しかし、これほど難易度が高い資格にしては珍しく、公認会計士には特に受験資格が設けられていません。
専門の学部を卒業する必要などもないため、中には、大学在学中に取得する人もいます。
1. 公認会計士
公認会計士は、独占業務である企業の監査、そして税務やコンサルティングの専門知識を有したプロフェッショナルです。
様々なビジネス領域で活躍ができる優良資格です。
公認会計士合格者の多くは大手監査法人に勤めますが、一般企業やコンサルティング会社に勤務する人もいます。
キャリアアップのために、企業に勤務しながら、公認会計士の資格取得を目指すビジネスマンが増えています。
公認会計士の資格取得は簡単ではありませんが、取得できれば高収入はもちろん、社会的地位も手に入ります。
受験資格:制限なし
平均年収:一般企業の役員候補 年収2.000万円〜
合格率:短答式試験3〜9% 論文式試験35%
2. MBA(経営学修士)
MBAは、大学院(経営学修士課程)で学ぶことにより取得できます。
MBAを通じて得られるものは、単なる知識だけではありません。
人脈、論理的思考力、忍耐力、プロジェクトマネジメント力、タイムマネジメント能力など多岐に渡り身に付けることができます。
一般的には、MBA取得のメリットとして下記の3つが挙げられます。
・経営全体をみる眼が養える
・他業種に広がる人脈が得られる
・ビジネス・プロフェッショナルとしての活躍の幅が広がる
MBA取得には、学力、努力、時間が必要になりますが、MBAにはそれだけの魅力、価値があります。
受験資格:大学卒業者
平均年収:MBA取得後5年目でそれまでの約3倍の年収
合格率:−
3. 社会保険労務士
社会保険労務士は人事・労務関係の法律関係を扱う専門資格です。
企業にとって、雇用や保険、労働環境などの業務を、専門知識を活かして処理する社会保険労務士の存在は不可欠です。
社会保険労務士の資格取得後は、開業することもできますし、勤務勤務の場合は、社内の人事部や総務部に所属し、自社内の社会保険の届出の作成や、就業規則の作成等に携わることになります。
受験資格:短大、専門学校卒業など
平均年収:平均年収700万円程
合格率:7〜9%
4. 行政書士
行政書士は、会社設立や許可申請などの書類作成のプロフェッショナルです。
行政書士事務所の求人数は少なく、行政書士として就職することは厳しい状況ではあるものの、一般企業での評価は高まります。
行政書士のような士業は資格そのものにネームバリューがあるためです。
また、取得するまでに学んだ法律の知識は、ビジネスの現場でも役立ちますし、独立開業も可能です。
適切な勉強方法を実施すれば、合格可能な資格です。
受験資格:制限なし
平均年収:平均年収630万円程
合格率:6〜9%
5. 簿記検定(日商簿記)
簿記を学ぶことで、会社での収入や経費、原価償却から決算までの流れが数字でわかるようになります。
まずは簿記検定2級を取得し、1級にチャレンジしてもよいでしょう。
1級を取得できるようなら、税理士への道が開かれます。
受験資格:制限なし
平均年収:−
合格率:簿記検定2級30%